• "教育部長"(/)
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  1. 山形市議会 2020-12-07
    令和 2年産業文教委員会(12月 7日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    令和 2年産業文教委員会(12月 7日) 産業文教委員会   日  時    12月7日(月) 10時00分〜11時25分 場  所    第4委員会室 出席委員    仁藤 俊、荒井拓也井上和行阿曽 隆、田中英子、         川口充律渡辺 元、須貝太郎 欠席委員    なし 当局出席者   商工観光部長農林部長教育長教育部長、関係課長等 委員長席    仁藤 俊 審査事項    1 請願         (1)継続請願第6号(2) 公立学校に「1年単位変形                       労働時間制」を導入するため                       の条例制定に反対することに                       ついて         2 報告事項         (1)新型コロナウイルス感染症に係る中小企業等への支援            状況について         (2)令和2年度教育委員会事務点検及び評価について         (3)仮称広域炊飯施設建設事業進捗状況について
            (4)就学援助費の誤支給(二重支給)について         (5)山形指定文化財指定について         3 その他         (1)山形都市振興公社による旧大沼山形本店落札後の状            況について         (2)山形市立商業高等学校における新型コロナウイルス感            染症拡大防止のための消毒作業について      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1 請願 (1)継続請願第6号(2) 公立学校に「1年単位変形労働時間制」を導入するための条例制定に反対することについて ○井上和行委員   慎重に検討したが不採択とすべきである。 ○田中英子委員   前回と同じ意見であり、不採択とすべきである。 ○須貝太郎委員   不採択とすべきである。 ○渡辺委員   調査研究したが、まだ深く理解できていないため、継続審査としたい。 ○川口充律委員   願意妥当であり、採択すべきである。 ○阿曽隆委員   コロナ禍影響もあり、無給の残業が常態化している中、1年単位変形労働時間制を導入できる状況ではない。教員の長時間労働にメスを入れ、定数を増やし、子供たちに行き届いた教育を保障すべきであり、採択すべきである。 ○荒井拓也委員   教員の長時間労働の問題に対し、1年単位変形労働時間制を導入しても効果があるとは思えないため、採択すべきである。業務を見直した上で働き方改革を進めていくべきである。  大要以上の後、継続請願第6号(2)については、初めに、継続審査とすべきかを諮ったところ、賛成少数となり、退席者がいる中採決した結果、可否同数となり、委員長裁決により、不採択とすべきものと決定した。 2 報告事項 (1)新型コロナウイルス感染症に係る中小企業等への支援状況について  雇用創出課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○川口充律委員   新型コロナウイルス感染症対策雇用調整助成金申請支援事業について、市への申請件数などは報告があったが、支援の成果として、事業主への雇用調整助成金支給状況は把握しているのか。 ○雇用創出課長   市の支援事業申請があった企業支給されている雇用調整助成金は、総額で6億6,576万円、1者当たり283万円、休業の延べ数は、6万8,024人・日となっている。 ○渡辺委員   事業開始当初は、社会保険労務士が多忙で、依頼しづらい状況であったと聞いていたが、現在の状況はどうか。 ○雇用創出課長   当初は一部の社会保険労務士に依頼が偏っていたようだが、山形社会保険労務士会に対し、多くの社会保険労務士から対応してもらえるよう申入れをしている。現在は、申請件数も増えており、社会保険労務士に依頼しづらい状況ではないと考えている。 (2)令和2年度教育委員会事務点検及び評価について  教育委員会管理課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○田中英子委員   言語通級教室ではどのような指導を行っているのか。 ○学校教育課長   言語通級教室は、第一小学校、第三小学校、第六小学校に設置しており、また、総合学習支援センターには就学前の幼児対象とした幼児ことば相談室を設置している。構音吃音のある子供に対して、ゲームをしながら指導者が口元を見せて言葉を繰り返し、正しい発音ができるよう定期的に指導している。 ○田中英子委員   構音吃音により通級している子供口蓋裂により通級している子供のどちらが多いのか。 ○学校教育課長   口蓋裂により通級している子供は限られている。言葉使いの面や知的な遅れがあり、言葉が出にくい子供のほうが多いようである。幼児ことば相談室では、言語のみの支援でよいのか、そのほかの支援も必要なのか判断している。 ○田中英子委員   早期に発見してもらい、必要な指導を受けることは子供にとっても有意義なことだと考える。言語通級教室では、発声に必要な筋肉のトレーニングなども取り入れているのか。 ○学校教育課長   言語通級教室指導者などを対象とした研修会で、筋肉動き等についての研修も行われていると思うが、詳細については把握していないため、実態把握に努めていきたい。 ○田中英子委員   図書給食を実施したとのことだが、どのようなものを提供したのか。 ○学校教育課長   今年度は、「おでんのおうさま」という絵本に出てくるおでん小学校で提供した。 ○田中英子委員   子供たちが楽しみに思うような給食を提供してほしい。また、食物アレルギーがある子供の緊急時の対応についても、継続して研修会を開催し、緊急時には即座に対応できるようにしてほしい。 ○阿曽隆委員   今年度は外部評価者意見を受け、施策を絞った形で点検及び評価を行ったとのことだが、今年度対象としなかった施策評価など、来年度の実施方法はどのように考えているのか。 ○教育委員会管理課長   昨年度は、山形教育振興計画に位置づけられた全ての施策評価を行ったところ、外部評価者から、非常に煩雑であり、踏み込んだ評価ができないため、毎年度違う施策評価したほうがより効果的な教育施策につながっていくのではないかという意見があり、今年度は項目を絞り、評価を行った。今年度、指摘があったものは今後しっかりと対応していき、来年度は別の施策評価を行いたいと考えている。 ○阿曽隆委員   外部評価を受けていない施策についても自己点検及び評価を行っているのか。 ○教育委員会管理課長   取りまとめは行っていないが、各施策において自己点検を行いながら事業を進めており、自己点検を踏まえながら、次年度の運営方針を決定している。 (3)仮称広域炊飯施設建設事業進捗状況について  教育委員会管理課学校給食用炊飯施設建設推進室長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○渡辺委員   2市が不参加となり、提供食数が減少したことから、施設建設費減額となるが、地盤改良周辺設備整備費用がかかるため、建設費総額は10億円のままとするとのことだが、学校給食センターの敷地内へ建設するにもかかわらず、地盤改良を行う必要があるのか。また、周辺設備整備とは何を想定しているのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   地質調査を行った結果、くいを打つなど、地盤改良が必要との報告を受けている。周辺設備については、大型車両が出入りするための駐車場の確保などを想定している。 ○渡辺委員   公益のための炊飯で使用しているとき以外の炊飯事業者独自の収益事業を認めるとのことだが、どのような想定をしているのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   平日の午後の時間や長期休暇の際など、学校給食で使用していない時間帯に、独自に炊飯事業者がスーパーや飲食店米飯を供給することを想定しており、その際の施設使用料炊飯事業者から徴収することで、各市町負担金の軽減を図りたいと考えている。目的外使用となるため、詳細については今後、選定した炊飯事業者や8市町と協議しながら検討していきたい。 ○渡辺委員   炊飯事業者はどのように選定する予定なのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   これまでどおり学校給食会を通して米飯売買契約を行うことを想定しており、学校給食会を通して安心安全な事業者を選定できる方法を検討していく。 ○渡辺委員   業者選定学校給食会を通して行うことになるのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   学校給食会米飯売買契約を行い、精米なども行う仕組みに変わりはないため、売買契約の中で炊飯事業者を選定できるか検討していきたいと考えている。 ○渡辺委員   しっかりと競争を行い、公平公正に炊飯事業者を選定してほしい。また、公共施設において収益事業を行うことになるため、市にとってコスト的にメリットがあるのか検証し、事業者選定の経過についても報告してほしい。 ○井上和行委員   2市が参加を取りやめたとのことだが、どのような理由からなのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   地元事業者への配慮や、将来的に市独自に米飯提供を行う見通しがあることから不参加となったようである。 ○荒井拓也委員   提供食数が減ったことによる設備減額はどのくらいで、地盤改良周辺設備整備による増額はどのくらいなのか。以前の委員会で、建設費は10億円はかからないという説明があったと記憶しており、この事業を進めるメリットの1つにスケールメリットが挙げられていたが、参加市が減ることで負担が増え、当初の見込みと違いが生じるのではないか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   参加市町が10市町から8市町に減ったことにより、各市町負担が多くならないよう、設備を縮小しており、現段階では1億円程度削減できると見込んでいる。地盤改良等に係る経費についても、詳細が確認できたら報告したい。 ○荒井拓也委員   今後、少子高齢化が進む中においては、過大とならない設備という観点が重要だと考えている。令和3年3月定例会建設工事に係る補正予算を計上する予定とのことだが、10億円以上の予算になると見込んでいるのか。 ○学校給食用炊飯施設建設推進室長   現在は、大まかに建設費を10億円と見込んでいるが、令和3年3月定例会前に実施設計が完了するため、必要な経費に絞った形で予算を計上できると考えている。 ○荒井拓也委員   想定外経費がかかり、見込みが甘かったのではないかと言われることのないよう、しっかりと調査し、できるだけ費用負担が少なくなるよう事業を進めてほしい。 (4)就学援助費の誤支給(二重支給)について  学校教育課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○荒井拓也委員   新入学児童生徒学用品等費については9割の方から、学用品費等についてはほぼ全ての方から返納してもらっているとのことだが、未納の方が返納できていない理由を把握しているのか。 ○学校教育課長   仕事の都合で、金融機関の営業時間内に手続ができないという方や誤支給された就学援助費を間違って使ってしまい、返納することができないという方がおり、一括で返納が難しい場合には、分割での返納をお願いしている。 ○荒井拓也委員   できる限り返納してもらえるよう対応してほしい。返納期限以降も未納の方に対しては、再度、電話連絡及び訪宅を実施するとのことだが、誰が行うのか。 ○学校教育課長   学校教育課で責任を持って対応をしていく。 ○荒井拓也委員   誤支給のうち、学校長口座に入金となっている方もいるとのことだが、どのような理由からなのか。 ○学校教育課長   以前は、全対象者就学援助費学校長口座に入金し、学校から個人支給する方法を取っていたが、現在は、保護者個人口座に直接入金することが可能となっている。学校保護者で相談し、学校側就学援助費学用品費等に充てることに対して了承が得られた場合に、学校長口座に入金することとしている。 ○阿曽隆委員   新入学児童生徒学用品等費について、本来、10月に支給される対象者は何人だったのか。 ○学校教育課長   20人程度である。 ○阿曽隆委員   学用品費だけでなく、新入学児童生徒学用品等費についても、新型コロナウイルス影響を受け、家計が急変した場合、入学後の申請であっても遡って対象としたということでよいか。 ○学校教育課長   新型コロナウイルス影響により対象となった方については、6月までに申請があった方には7月に支給しており、7月以降に申請があった方に対しては10月に支給することとなっていた。 ○阿曽隆委員   新入学児童生徒学用品等費については、入学前の支給に改善されたばかりであり、混乱もあったと思うが、ミスのないよう取り組んでほしい。 (5)山形指定文化財指定について  社会教育青少年課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○須貝太郎委員   指定文化財指定は非常に意味のあることであり、その意味合いを市民や子供たちに分かりやすく啓蒙することが必要だと思うが、どのような方法を考えているのか。 ○社会教育青少年課長   市のホームページ等周知を図るほか、様々な機会を捉え、周知に努めていく。 ○須貝太郎委員   今回指定された文化財は、現在失いかけている自然への畏敬の念などが内在している神事である。この神事指定文化財指定された意味合い学校教育の場でも、子供たちに分かりやすく教えてほしいがどうか。 ○社会教育青少年課長   神社で行われている神事のため、子供たちが直接体験することはできないが、指定文化財指定について、学校教育課とも相談しながら周知に努めていく。 3 その他 (1)山形都市振興公社による旧大沼山形本店落札後の状況について  渡辺委員から、次のような発言があった。 ○渡辺委員   12月3日に山形都市振興公社が落札した旧大沼山形本店について、不服申立てがなければ、12月26日に売却が確定するとのことだが、不服申立て動きなどは把握しているのか。 ○商工観光部長   12月18日に売却が決定し、不服申立てがなければ、12月26日に売却が確定することとなる。その後、裁判所から山形都市振興公社に請求があり、支払い後、所有権が移転されることになる。現時点では、不服申立て等の情報は聞いていない。 ○渡辺委員   不服申立て動きがあった場合や、売却が確定した場合は委員委員会に対して報告してほしい。 ○商工観光部長   これまでの判例では、不服申立て理由がないと即時判断された場合、即時却下となっている。裁判所から連絡があった後に、委員連絡することになるため、若干のタイムラグが生じることも了承願いたい。 (2)山形市立商業高等学校における新型コロナウイルス感染症拡大防止のための消毒作業について  川口充律委員から、次のような発言があった。 ○川口充律委員   山形市立商業高等学校新型コロナウイルス感染症感染者が発生し休校した際に、塩素系漂白剤原液トイレに流し消毒作業を行ったと聞いた。職員は、防護服作業着もない中、靴にビニールをかぶせ、ゴム手袋とマスク、フェイスシールドを着用して作業に当たっており、水で流せない場所では、せきこむ人や髪の毛が痛んでしまった人がいたと聞いているが、教育委員会では報告を受けているのか。また、対応策を検討しているのか。 ○教育部長   塩素系漂白剤原液を使用し消毒したという報告は受けていない。通常は原液を薄めて消毒作業を行っているため、確認したい。 ○川口充律委員   どのような経緯で原液を使用したのかは分からないが、学校現場からこのような事態があったと聞いている。今後も新型コロナウイルス感染症による休校等想定されるため、誰がどのような指示命令系統消毒作業を行うのか整理してほしい。 ○教育部長   塩素系漂白剤原液トイレに流したのであれば誤った対応と思われるため、確認の上、学校指導したい。濃厚接触者が出た場合の消毒の仕方について各学校へ通知しているため、再度確認し、学校連絡したい。...